|
2014年 |
|
放射線防護・アンギオ、県技師会合同研究会(三重)内容一部変更 |
PDFファイルで詳細を見る |
日時 | 平成26年2月1日(土) 13:00−17:00 |
会場 | 伊勢赤十字病院 多目的ホール やまだ |
定員 | 150名 |
概要 | このシリーズの最終回となる今回は、三重県診療放射線技師会の福島での活動報告を含め、福島の現状や放射線被ばくに関する一般市民の意識変化について、さらには低線量被ばくの発がんリスクの最新情報を理解し,一般市民の不安にどのように対応するか学ぶ. |
結 果 報 告 |
参加人数 | 54名 |
コメント | 基調講演として山田先生には原子力災害における三重県診療放射線技師会の取り組みをご講演いただき、遺体検案前のサーベイに従事されたご経験から、現場でともに働いた警察官や自衛官の懸命さからご遺体や家族に対するやさしさを感じたことなどをご紹介いただいた。特別講演として丹治先生には福島の現状を、詳細なアンケート結果をもとに放射線教育の機会は増えているものの市民の安心は実現されていない事などをご講演いただいた。技術講演は、広藤先生の低線量リスクの考え方とSvのおさらい、竹井先生の医療現場に必要なリスクコミュニケーションスキルについてであった。モニタリングポストからの計算値と個人線量計の値との乖離、放医研でのリスコミ研修など貴重な知見を紹介頂いた。総合討論では、市民や患者、医療スタッフが求める安心に応えるには正確な情報を伝えるだけではなく、信頼関係の構築が必要であり、まずは不安の背景を理解するために関心をもって聴く事が重要であると結んだ。 |
|
|