|
2015年 |
|
アンギオ・放射線防護合同研究会 CT線量測定セミナー |
PDFファイルで詳細を見る |
日時 | 平成27年6月21日 9:00−17:00 |
会場 | 浜松医科大学医学部附属病院 4Fシミュレーションセンター |
定員 | 15名 |
概要 | 測定方法を学ぶ機会が比較的少ないCTに内容を特化し、参加者の所属施設の線量計を用いてCTDIvolや半価層の測定技術を学ぶことを目的としました。なお線量計を持たない施設の参加者には、計測部会の貸出用線量計をご用意しました。 |
結 果 報 告 |
参加人数 | 23名 |
コメント | 午前中の座学に引き続き、午後から小型OSL線量計(nanoDot)を用いたIVR-CTの室内散乱線測定の実演、CTDIvol、半価層測定の実習を行った。IVR-CT室の室内散乱線測定では、70個の小型OSL線量計を貼り付けた50cm間隔の紙製格子を用い、1回の曝射で室内散乱線を測定する方法を見学した。その後、受講生を2グループに分け、半価層、CTDIvol測定の実習を行った。測定実習では基本手技として電離箱線量計による測定実習を行い、その後に受講生が持参した線量計、計測部会貸出線量計、半導体検出器による測定実習を行った。実習終了後は測定データから半価層、CTDIvolを求める計算実習を行ったがCTDIvolの計算を手計算で行ったため、単位の誤り、校正定数、ビーム幅の取り扱いで混乱する受講生も見られた。セミナー修了後の受講生アンケートでも概ね良好な意見をいただき、学習効果の高いセミナーとなった。 |
|
|