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一般単純エックス線撮影装置の管球部分落下事故
更新日:2003/04/21
「落下事故!」のお知らせとご注意(H15.4.21) 総務理事
一般単純エックス線撮影装置の管球部分落下
《事故の概要》
15年目の一般撮影用エックス線装置。
撮影体位は膝蓋骨のSun Rise View。
患者側から撮影。
撮影のための管球移動時に管球部分が患者の胸部に突然落下。
胸部打撲と精神的打撃を与える。
撮影技師が管球を支えるも約50キロの重量あり、担当技師は落下時に管球を手で支えたが十分に支えきれずに打撲。
直ちに、患者を管球下から引き出すようにして救出。
原因は管球装置を支えるばねの破損と、安全装置としてのピンのオイル切れによる不完全作動。
《一般的な注意事項と予防策について》
老朽化した医療機器については、予測を超えた故障、事故の発生を見ることがある。
人身事故が起きた場合には、おそらく、装置の製造責任より使用者責任が大きく問われるであろう。
病院側としては保守点検契約を機器メーカーと締結することが必要であろう。
また、 技師による日常的な始業点検を含む保守点検の必要性も今更ながら強調される。
機器メーカーにおいては老朽化装置の定期的な一斉点検が望まれ、同種装置のすみやかな回収も必要かもしれません。
本会としても日本画像医療システム工業会(JIRA)とも早急に対応を検討し、会員にお知らせします。